鏡面研磨 × CERAMIC COATING
福岡県太宰府市のGLS福岡で、フェラーリ365 GT4 BBへ鏡面研磨を行い、KORREK Pro Ceramic TFC Evoを施工しました。旧車の構造と状態へ配慮しながら細部まで洗浄し、鉄粉・スケール・油分を除去して塗装面を整えた施工事例です。
レストア後の塗装面を研磨し、コーティングを再施工するご依頼
今回の365 GT4 BBは、レストア業者でレストアとコーティングが行われた車両です。その後、オーナー様が塗装面のくすみや歪みを気にされ、GLS福岡へ「研磨を行い、コーティングもやり直してほしい」とご依頼くださいました。そこで、既存のコーティングの上から新たなコーティングを重ねるのではなく、鏡面研磨で塗装面を整えたうえで、セラミックコーティングを再施工します。
「写真の車は1971年のトリノ・モーターショーで披露されたモデル」
フェラーリ公式サイトでは、365 GT4 BBが1971年のトリノ・モーターショーで披露され、1973年にデビューした車両として紹介されています。車種の詳しい来歴は、フェラーリ公式「365 GT4 BB」をご覧ください。
細部洗浄・本洗い前のボディ状態を動画で確認できます。
今回行った鏡面研磨・セラミックコーティングの全工程
今回確認できている工程は次のとおりです。工程写真がないホイール洗浄と脱脂も、実際に行った施工内容に含まれます。
- ホイール洗浄、ホイールの鉄粉除去・スケール除去
- ボディの細部洗浄
- 本洗い
- ボディの鉄粉除去
- マスキング
- サンディング
- 肌調整
- 鏡面研磨
- 研磨後の再洗浄
- 専用ケミカルでスケール前下地調整
- スケール除去
- 再洗浄
- 脱脂
- KORREK Pro Ceramic TFC Evo施工
- KORREK Pro TFC Glass Coat施工
- 最終確認
旧車へ配慮しながら行う細部洗浄
ホイールの鉄粉とスケールを除去した後、ボディの細部洗浄へ進みます。研磨前は、通常のミット洗浄だけでは届きにくいパネルの隙間やエンブレム周辺などへ付着した汚れも取り除き、塗装面を正しく確認できる状態へ整えることが重要です。
一方、旧車は現代の車両と構造が異なり、場所によっては車内へ水が入り込む可能性もあります。365 GT4 BBの状態を入念に確認し、水の当て方や作業箇所へ注意しながら慎重に洗浄しました。細部まで洗うことと、車両へ余計な負担をかけないことの両方を大切にしています。
ブラシを使って細部の汚れを洗浄している工程です。
本洗いと鉄粉除去専用パッドを使った鉄粉除去
細部からかき出した汚れを一度洗い流し、専用ミットでガラスとボディ全体を本洗いします。広い面だけを洗うのではなく、前工程で細部の汚れを除去してから全体を洗うことで、研磨前の下地を段階的に整えます。
本洗い後は、泡と鉄粉除去剤を使用。今回は鏡面研磨を行うため、鉄粉除去専用のパッドも用いてボディに付着した鉄粉を除去しました。鉄粉除去は、通常の洗車では残りやすいザラつきの原因となる付着物を取り除く工程です。
ボディ全体を泡で包み、洗浄している状態です。
マスキング後、塗装面を鏡面研磨
洗浄と鉄粉除去を終えた後は、研磨時に保護すべきパーツやエッジ部分へマスキングを行います。旧車の塗装は、現在までの補修歴やパネルごとの状態が一律とは限りません。照明下で塗装面を確認し、パネルと形状に合わせて研磨を進めます。
今回行ったのは軽研磨ではなく鏡面研磨です。塗装をむやみに削るのではなく、歪みやくすみが気になっていた塗装面の状態を見極めながら整え、光の輪郭と365 GT4 BBのボディラインがより明瞭に見える仕上がりを目指しました。
研磨後の再洗浄とスケール除去・下地処理
鏡面研磨を終えたボディは、再び泡で包んで洗浄します。研磨工程で生じた粉や細部へ入り込んだ残留物を洗い流し、コーティング前の下地処理へ進みます。
泡で包み込んだ365 GT4 BBの再洗浄工程です。
再洗浄後はA06を使用してスケールを除去し、Sullivan IconiQ P200で下地を整えました。P200は手作業で使用するボディ用のペイントクリーナー兼下地処理剤です。軽度の付着物や油分へ対応しながら、次のコーティング施工へ向けて塗装面を整えます。
KORREK Evoセラミックコーティングを施工
洗浄、鉄粉除去、鏡面研磨、再洗浄、スケール除去、下地処理、脱脂まで終えた塗装面へ、KORREK Pro Ceramic TFC Evoを施工します。コーティング剤の性能だけに頼らず、塗る前の塗装面をどこまで整えられるかが仕上がりと維持のしやすさを左右します。
ガラスへKORREK Pro TFC Glass Coatを施工
ボディだけでなく、ガラス面へKORREK Pro TFC Glass Coatを施工しました。KORREK Pro TFC Glass Coatは、フロントガラス用に開発されたセラミックガラスコーティングです。KORREK独自の薄膜コーティング技術により、ガラス表面へ高い撥水性と防汚性を付与します。
雨水を弾き、汚れの付着を抑えることで、雨天時の視界をクリアに保ちやすくします。高速走行時には水滴が流れやすくなるほか、虫汚れの除去や氷の剥がれやすさもサポートします。メーカー公称の耐久性は、フロントガラスで最大約24か月または30,000km、サイドガラスでは最大約5年です。使用環境や保管状況、ワイパーの使用頻度などによって耐久性は異なります。
鏡面研磨・KORREK Evo施工後の365 GT4 BB
施工後は、照明の輪郭がボディへ明瞭に映り込み、365 GT4 BBの低く伸びやかなラインと面のつながりを確認できる仕上がりになりました。塗装面だけではなく、細部、ガラス、ホイールまで確認して施工完了です。
仕上がりは車両の塗装状態や補修歴によって異なります。GLS福岡では、旧車や希少車も一律の方法で扱わず、実車の状態を確認したうえで改善できる範囲と必要な工程をご案内します。
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旧車・希少車の研磨やコーティングをご検討の方へ
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